2025年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
名古屋は年末より暖かい日が続いています(^^♪
さて、そろそろ子ども達の冬休みが明けますね。
生活リズムは整っていますか?朝寝やお昼寝をしすぎてはいませんか??
お昼寝といえば。。。
園生活につきものの午睡タイム。朝からめいっぱい活動して、給食を食べて、みんなと一緒に少しゴロン…気づけばスヤスヤ。というのが、集団生活のお昼寝風景です。幼児期のお昼寝は、午後も元気いっぱい活動できるよう バイオリズムを整える役割があります。
しかし、「皆と眠ることができない」というご相談は 少なくありません。
主な原因として、次のようなことが考えられます。
その1.睡眠リズムが不規則である
夜ぐっすり眠る〜朝起きて午前中しっかり活動する〜昼食後は眠くなる…という、自然なバイオリズムが確立していないのです。
「脳内時計」の育ちが弱いとも言えます。
その2.原始反射が強い
前回ブログでお話したように、消失しているはずの原始反射が残存しているお子さんは、”眠る姿勢”をキープできません。
そのため、疲れてはいても寝付くまでに時間がかかります。そうこうしているうちに午睡タイムは終わってしまい、みんながおやつを食べる頃にウトウトすることもあるのでは?
その3.自分ペースで寝たい
集団生活ではマイペースな入眠は難しいですね。お家のコノ場所に、コレを持ってきて、コノ姿勢で寝たい!ということが、園ではできませんので。
先生に「ゴロンとしようね」「おしゃべりしないよ」と言われることに抵抗が強い子もいるかもしれません。
その他、
そもそも疲れていない…ということも。
まさか!と思われるかもしれませんが、絶え間なく動くお子さんほど、反射行動・多動による運動では、脳が「よく動いた!疲れた」と感じてくれないのです。
ご自身の職場、親戚の集まり、旅行中のアクシデント…そのような場面を振り返ってみて下さい。さほど運動していなくても、周りに気を配ったり、ハラハラしたりと、気を遣って行動する時は、 疲れをより感じやすいですよね。
子ども達も、周囲に目を配り 意図的に体を使えるようになると、程よい疲れを感じられるようになります。
入眠環境はもちろんですが、日中の過ごし方・コミュニケーションの取り方も、夜間に影響することをふまえ、生活全体を見直していくことが大切です。
さあ、今年のレッスンも ”生活につながる療育活動” を目指してスタートします!